前回の記事で、長男が膀胱尿管逆流症と診断されるまでを書きました。
前回の記事はこちら↓
退院後、毎日1日1回抗生剤を予防内服し、1年後に尿の逆流が治っているか再度造影検査をしました。
1年後の造影検査結果
造影検査は1泊2日の入院でした。1歳となり、まだ理解はしていないけど意思が出始めている頃で、処置室で大泣きしている声が聞こえてきてかわいそうでした……。
結果はまだ逆流治らず。引き続き予防内服で経過を見ていくことになりました。
ここから2歳半頃までは尿路感染症に再度かかることもなく、1年半後の検査では膀胱尿管逆流症のグレードが3から2に良くなっているとの評価で、このまま治ってくれることを期待できるような感じでした。
2回目の尿路感染症、入院。
保育園に通い始めて、熱を出したりすることは良くあり、熱を出したときはいつも尿パックで尿をとってからかかりつけ医に持って行き検査をしてもらっていました。
でもだいたいいつもは鼻水や咳といった症状と一緒に熱が出ているので、風邪でおわっていたのですが、このときは違う感じがして嫌な予感がしました。
症状としては、鼻水や咳といった症状がないにも関わらず、微熱から40℃を超える熱になり、おしっこもやや匂う感じ。かかりつけ医に行き、尿検査をしてもらったらやっぱり数値が悪く尿路感染症の疑いとのこと……。すぐさま通っている病院に電話をいれ、診てもらうとやはり尿路感染症になっているとのこと。そしてまた、即入院となってしまいました。
私は時短勤務で仕事復帰していて、かつ、次男を身ごもっているときの入院でした。付き添い入院必須だったので、会社に事情を伝え、そのまま1週間の休みをもらいました(融通が利く会社で本当に良かったです)。
菌の特定のための培養と抗菌薬投与でまた1週間入院。
生後1ヶ月の時の原因菌は大腸菌でしたが、今回はプロテウスという菌が原因でした。尿路感染症の1割くらいがこの菌が悪さをするらしいです。
最初の2.3日は高熱でぐったりしていましたが、熱が下がるとすっかり元気になり、手についた点滴で思うように動けないことに癇癪を起こしながら頑張って乗り切ってくれました。病院に割と大きなプレイルームがあり、そこにおもちゃがたくさんあったので助かりました。
入院後はまた抗生剤を飲み続け、(ここで飲んだ抗生剤が体に合わず、今度は薬疹で40℃の高熱を出したのですが、この話しはまた追おいおい。)もう大丈夫でしょうと言われた頃に、予防内服を卒業してみましょうということになり、薬生活からいったん卒業できました!
ですが……。
3回目の尿路感染症と入院
2回目の入院から3ヶ月ちょっとして、また風邪みたいな症状がないのに発熱。
次男が生まれて授乳しているタイミングで長男の体を触るとなんだか熱い。念のため体温を測るとそのときは37.7℃くらいだったのですが、朝方には38℃を越えていました。
この日は休日だったので、尿パックでとった尿を持たせて旦那に休日診療所に向かってもらいました。結果は、やはり尿が汚くなっているのですぐ大きな病院へ行ってくださいとのことでした……。
普段診てもらっている病院は家から車で50分ほどかかるところにあるため、産後で通うのは難しい。なので、通っている病院と連携をとってもらい、家の近所の病院に入院することになりました。
近所の病院に着く頃には、39℃から40℃越えとまたまた高熱。いつも元気が有り余っている長男がぐったりしている姿はやはり可哀想で辛くなります。
今回も1週間ちょっとの入院。原因菌はまた大腸菌でした。
今回はもう2歳後半で意思もしっかりあるし、怖い、痛いなどの言葉も分かっているから泣き叫んで嫌がる姿がかわいそうでかわいそうで……。最初の方は看護師さんが来る度に怖いーと泣いて隠れたりしていました。
新生児の次男がいるので、長男の付き添いはパパにお願い。パパの会社もテレワーク推奨で休みも比較的取りやすい会社だったのでこれまた本当によかったです。実家も頼りながら長男に付き添っています。
今後の治療方針は普段見てもらっている病院と連携して決めてくれるそうです。