ダイエットには菊芋(きくいも)が効果あり?早速入手してみた
11/25に日本テレビ系「スッキリ」で紹介されて気になっていた菊芋。近所のスーパーの地産地消コーナーで発見したので早速購入してみました。
菊芋って何?ダイエット効果があるのはなぜ?
菊芋とは、芋という名前がついていますが「キク科ヒマワリ属」の多年草で、食用となるのは根っこの部分です。11月、12月が市場に最も出回る時期。
アメリカではエルサレムアーティチョク、フランスではトピナンブールと呼ばれているそうです。
菊芋には、天然のインシュリンとも言われ、糖尿病やメタボに効果があると言われている「イヌリン」という成分が豊富に含まれていて、最近美容や健康面から注目を集めつつあります。『スッキリ』でもダイエット効果に注目していました。
一般的なイモ類とは違って、菊芋にはデンプンはあまり含まれておらず、生の菊芋には100g中15g前後のイヌリンが含まれています。イヌリンは血糖値の急上昇を抑えてくれ、糖尿病などに良い影響を与えるとされています。
デンプンをあまり含まないため、菊芋のカロリーはジャガイモの半分以下と低カロリーです。
*じゃがいも 100g 76kcal
*菊芋 100g 35kcal
菊芋は塩分を排出する効果のあるカリウムも豊富で、高血圧にも効果があります。
まさにいいことづくめの食材です!!
菊芋はどのように食べるの?
菊芋は、生でも加熱しても食べられる便利な食材です。
生のままサラダに入れて食感を楽しんだり、素揚げしてホクホク感を楽しんだり、煮物にしたりと、調理の幅も広いです。
また、乾燥させて乾燥チップスなどにすると長期保存もできます。
菊芋は冷凍保存はできないことはないようですが食感が変わってしまうため、解凍後の生食は不向きです。
近所のスーパーではこの量で498円(税別)で販売されていました。
ちなみに、写真のサイズだと菊芋1個20g前後で、100gだと5個くらいになります。
菊芋の見た目はショウガにそっくりですが、味はどうでしょう?
菊芋ってどんな味?
菊芋を早速カットしてみます。
皮のほうはゴボウやじゃがいもみたいにやや土っぽい匂いがしてまさに根菜、という感じ。
中身は白く、ほぼ無臭です。
生で食べてみると、れんこんのようなシャキシャキとした食感で、かみ続けると甘みを感じられます。全くクセがないです。
揚げてみると、ねっとりほっこりした食感に変化。味もれんこんに近いです。
菊芋は生でも熱を加えてもおいしいです。
ダイエットに効果的な食べ方は?
菊芋に含まれているイヌリンは水溶性食物繊維なので、食事の前に菊芋を食べて、その後に食事をとる方法が良さそうです!食後の血糖値上昇を緩やかにしてくれます。
また、揚げ物やポテチが食べたい……!!と思うときでも、菊芋を素揚げしたものならじゃがいものポテトチップスよりも太りにくいそうなので、手作りしておやつとして食べるのも良いです。
なお、イヌリンの摂取量目安は1日10gとのことなので、菊芋なら約2個で摂取できるそう。
菊芋をたべるとおならが良く出ます……。
食物繊維の多い食材は腸で消化されることが多く、ガスを発生させやすいためにおならが出やすくなるらしい。
菊芋はイヌリンたっぷりなので、その通りですね。
菊芋を使ったおいしいレシピ(超簡単)
お手軽カンタンレシピ!アヒージョや素揚げなどはスッキリで紹介されていました。
菊芋の漬物
輪切りにした菊芋をミツカンの「いろいろ使えるカンタン酢」でつけるだけ!
分量は適当でOK。
菊芋の素揚げ
素揚げして、好みの量の塩をかけるだけ!!
揚げ菊芋の黒酢炒め
素揚げした菊芋を、これまたミツカンから出ている「カンタン黒酢」を入れて炒めるだけ!
同じく素揚げしたにんじん、なす、れんこんと、鶏の唐揚げと一緒に炒めれば、大戸屋にある鶏と野菜の黒酢あんのような味に!!
黒酢の分量はお好みで。
菊芋のアヒージョ
オリーブオイルにガーリックを入れて(お好みで赤唐辛子)、ベーコンやエリンギなどと一緒に煮込むだけ!カンタン。
こちらも分量は適当。
その他、サラダにしたり。
炊き込みご飯にいれてもおいしいそう。
【まとめ】栄養豊富、調理法豊富な菊芋
女性にうれしいポリフェノールも含んでいて、メリットがたくさんな菊芋。
調理法もたくさんです。
まだまだ市場に出回る数が少ないらしく、スーパーではなかなか見つからないけどネットでは買えます!
ネットだと乾燥チップスや菊芋の粉末もあるみたい。
入手しづらいのが難の菊芋ですが、見つけたら普段の生活に取り入れたいですね!!